#夢のお話し

 

創業明治29年この地に移転して66年、永きに渡り地元村上市神林地区で旅館・飲食業を生業として今日まで来られたのも地域の皆様のおかげであると深く感謝いたしております。

 

しかしながら世の中は新型コロナウイルスの感染拡大により飲酒を伴う宴会などが2020年 3月以降無くなってしまいました。したがって住吉屋の根幹でもあった宴会事業はほぼ皆無に近い状態で稼働してい無い状況です。只今稼働しているのは柳庵の部分だけですが、柳庵の売上だけでは住吉屋の建物を維持する事はとても困難な状況です。

建物を取り壊すのも資金が必要だし・・・それもなんだか忍びない気持ちである事は確かです。

 

全世界が新型コロナウイルス感染拡大によって大きな被害を被りました。それにより人の価値観が大きく変わり始めています。

 

コロナ収束後にまた元に戻るとは微塵も考えてませんが、以前(コロナ前)から住吉屋の部分を他の飲食店、パティスリーやブーランジェリー、ジェラートショップ、ワインバーなどが入った複合施設にしたい思いがありました。

 

ただのテナント募集という形では無く、正確に言えばプロデュースしたり一緒に商品開発して行きたい思いがあります。

 

しかし残念ながら資金難で自社単独による改装は出来ません。

 

でもこの事業には沢山の夢があります。柳庵がそうであった様にこの村上地区には沢山の 一次産業の素晴らしい生産者や情熱を持った若い漁師が居ます。

 

この場所に来なければ味わえないモノを創り出す事こそ地方創生だと思っています。

 

地元優良企業の方でこの思いを引き受けてもらえる方にバックアップをお願いしたいです。

 

建築士やデザイナー・クリエイターの方の参加も大歓迎です。資金が無いなりの改装の仕方とか、柔軟な発想でこの建物を生まれ変わらせたいんです。

 

そして地元でお店を始めたいと夢をお持ちの方も是非参加して下さい。私も今までの経験と知識から微力ながらプロデュースという形でお手伝い出来たらと思います。

 

廃業するという選択肢は最初から考えてはいません…しかしながら一人では達成出来ない 壮大な夢です。

 

柳庵自体も後継者はおりません・・・。

 

私自身プレイヤーでいられる時間も限られています。

 

 

ただ諦めたくは無い・・・ただそれだけの思いなんです。

 

 

#夢のお話し episode zero